KCS
H形鋼開先機のNC運転を実現します。
KCSはH形鋼開先加工機向けNCデータ作成ソフトウェアです。現場での形状図データの入力を不要とし、ツールカッターの選択、加工順序、加工方法の設定を行い、開先加工機の生産性を向上させます。
対抗型のラインへの対応も可能です。
A機構、B機構を持つ開先加工ラインに対して、梁やシャフトなどの長尺材やブラケットなどの短材の開先加工を加工機の特性を活かして、加工スケジュールします。
開先加工機の効率的な加工スケジュールを現場で行えます。
開先加工機の生産性を高めるため、次のようなNCデータの加工順序を設定できます。
- 加工機の条件に従い、材料の上下・左右反転を最適化します
- 短材の結合を行い、同時加工をスケジュールします
- ツール交換位置を事前に確認できます
1次加工のNC運転に組み込まれた開先加工
KCS入力データ(製品情報、開先情報)は単独に入力することもできますが、NCSソフトウェア で作成することもできます。NCSでは、孔開け、罫書き加工情報ばかりでなく、開先加工情報も入力もでき、H型鋼の1次加工情報として登録できます。また、KCSへは、開先加工に必要とする情報のみを連動します。KCSへの加工順序は、孔開け・切断用のカッティングプランを引き継ぎます。
開先加工機対応機種
メーカ | 機種 |
---|---|
シンクス株式会社 | MHV-B50NCW |