鉄骨見積積算システム

積算業務の流れに沿った入力画面なのでわかりやすい。

入力画面は「製品情報登録」とその「構成材料登録」とに分割されており、拾い出し表からの入力がスムーズに行えます。製品を選択した時、その製品のみの構成材料情報が表示されるため、他の製品と区別しやすく、新規や修正に際し入力ミスを防ぐことに繋がります。また、入力データの確認や修正時に検索したい製品を素早く見つけることもできます。

入力画面
図1:入力画面

実務に即した豊富な帳票が得られます。

材料集計表には4パターンあり、その目的に適した材料集計表が得られます。また、B.BOX素管材を別資材として印刷することも可能です。さらに、複数の工事を合体した材料集計表や区分・工区などの限定した材料集計表を作成することもできます。
見積内訳書は、法定福利表示に準拠しています。
管理資料では、製品に関する重量・溶接長・塗装面積や材料に関する部位・節管理のための材料集計、材料手配のための材料明細、BH・B.BOX展開、きめ細かい溶接情報などが得られます。このことにより、原価管理や工程計画を容易に立案することを可能にしています。

材料集計表
図2:材料集計表
内訳書
図3:内訳書

追加・変更にも柔軟に対応できます。

日常発生する設計変更等に対処するために、その変更内容に適用した積算データの修正機能があります。これらの機能により、積算データの追加・修正が柔軟に、かつ迅速に行えます。
また、変更前、変更後の材料集計、材料明細、拾い出しデータレベルでの対比表の存在により、その増減の推移を把握することができます。
主な修正機能は次のものがあります。

  • 製品単位での区分、工区、符号等の変更
  • 製品単位での積算データ群の一括追加・編集
  • 積算データ全体もしくは製品・部位単位での特定の材質・材種・寸法等の一括修正・編集
  • 製品単位での塗装種別の変更
変更機能メニュー
図4:変更機能(一部)

ADDESTとの連携により積算業務の迅速化と標準化が図れます。

積算専用システムADDESTで入力された物件情報をデータ連携により取り込むことによって、製品情報、材料情報、溶接情報が見積積算システムに展開することができます。ADDESTでは確認図面等でのチェックが容易であり、正確な情報の構築ができ、その正確な情報が見積積算システムにも引き継がれます。
このことにより、従来の手拾いでは不可能とされる大型工事(数万t)であっても対応できます。

ADDESTデータ連携
図5:積算専用システムADDESTデータ連携

他社システムからのデータ取込みが行えます。

他社システムから出力されるデータ(csv形式)を取り込むことができます。

AUTOFABRICATINGを構成する見積積算システム

ADDESTばかりでなく設計用専用システムSTACEからの設計データの連携や、見積積算システムからの材料データをSCRAMBLE(取合いプログラム)へ引き継ぐことができ、適正な取合い、材料発注が可能となります。

AUTOFABRICATING
図6:STACE・SCRAMBLEプログラムのデータ連動
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